オーレックグループ健康経営
オーレックグループは、社員一人ひとりの「幸せな人生のための健康づくり」という健康方針の下健康経営を推進し、企業価値の向上、SDGs達成を目指します。
トップメッセージ
オーレックグループは社是「明るい未来創りに貢献する」のもと、安心安全な食づくりと、緑豊かな社会づくりのために「世の中に役立つものを誰よりも先に創る」創業精神で、オリジナリティのある製品・サービスを提供し、世の中に貢献してきました。その貢献のベースとなるものは、社員一人ひとりのたゆまぬ努力があってこそです。
オーレックグループは、更なる社会貢献を実現すべく「幸せな人生のための健康づくり」を健康方針に掲げ、社員一人ひとりの健康保持・増進、ワークライフバランスの実現に向けて、健康経営を推進して参ります。これからもオーレックグループは、社員全員で持続可能な未来へ貢献していきます。
健康経営の推進体制
戦略マップ
認定実績
株式会社オーレック、オーレックホールディングス、オーレックR&Dのグループ3社は2023年6月1日、「ふくおか健康づくり団体・事業所宣言」の宣言事業所に認定されました。
ふくおか健康づくり宣言とは
福岡県と協会けんぽが共同で実施している健康づくりのサポート事業です。
県内で事業活動を行う団体・事業所が、従業員やその家族または一般県民を対象に、健診受診率の向上や食生活の改善、運動習慣の定着などの健康づくりに取り組む際に、その取り組み内容を宣言し登録するというものです。
≪ オーレックグループ健康宣言 ≫
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宣言分野 : 特定保健指導の利用率の向上に関すること
宣言内容 : 特定保健指導の利用を推奨する
目標 : 特定保健指導実施率 50% - 2
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宣言分野 : 禁煙(受動喫煙の防止を含む)に関すること
宣言内容 : 受動喫煙を無くし、禁煙を推奨する
目標 : 喫煙率 10%低減
オーレックグループは「ふくおか健康づくり団体・事業所宣言」の宣言内容を重点目標に、以下の課題に取り組んでいきます。
①特定保健指導の利用率向上
特定保健指導とは
生活習慣病の発症リスクが高い40~74歳までの方を対象に行う保健指導のことです。
健康に関するセルフケアを保健師や管理栄養士等がサポートします。
課題
生活習慣病は自覚症状が無いまま進行し、脳や心臓、血管などにダメージを与え最終的には脳卒中や心筋梗塞を引き起こす要因となります。2022年時点の特定保健指導実施率は0%となっており、生活習慣病予防について会社としての施策が講じられていませんでした。
結果としてメタボ/メタボ予備群などの数値が同業態全国平均よりも高い現状にあります。
具体策
・協会けんぽ福岡支部と連携し、社内での特定保健指導の場を設ける
・社内担当者から該当者へ保健指導の案内、スケジュール調整を行う
期待する効果
・専門家からの指導、支援を受けていただき、生活習慣の改善を図る
・社内での面談を継続して行うことで、会社全体の健診結果を改善する
②喫煙率の低減
課題
2023年時点の喫煙率は34.2%となっており、同業態全国平均を2.6%上回る結果となっています。
喫煙は、がんをはじめ脳卒中や循環器疾患など多くの病気と関係しており、重大な疾患リスクを招く危険性があります。また、副流煙による「受動喫煙」の健康被害は喫煙者のものを上回るとも言われています。従業員やその家族の健康を守るためにも、禁煙をサポートする体制づくりが必要であると考えます。
[第2回] 健康アンケートより
具体策
・禁煙支援として「ペア卒煙制度」(オンライン禁煙外来の費用補助等)の策定
・卒煙達成者とサポーターには記念品を進呈
期待する効果
・禁煙支援を行うことで、自発的に卒煙に取り組んでいただく
・継続的な支援を実施することで喫煙率を改善、がんなどの重大リスクを予防する
その他の取り組み事例
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≪定期健診≫
毎年行っている健康診断は、就業時間内の受診を基本とし、会社が全額負担しています。 また健康診断だけでなく、併せて実施しているインフルエンザ予防接種に関しても会社が全額負担しています。 -
≪外部相談窓口の設置≫
オーレックグループ専用の外部相談窓口を設置しています。
常勤の医師やヘルスカウンセラー、心理カウンセラーが、24時間・年中無休でこころとからだの健康に関する悩みに対応します。この窓口は社員本人だけでなく、配偶者や被扶養者まで利用可能です。 -
≪地域交流≫
広川本社では毎年秋に「OREC FESTIVAL」を開催しています。
OREC FESTIVALは日ごろの感謝の思いを地域の皆さまへ還元するとともにさまざまなコンテンツの提供を通じ、食や農に親しんでいただきながらオーレックグループについてより深く知っていただくことを目的としています。 -
≪ラジオ体操の実施≫
広川本社では、毎朝の朝礼時にラジオ体操を実施しています。
ラジオ体操による全身運動は、運動不足の解消、健康の維持・増進のほか労働災害の予防にもつながっています。 -
≪熱中症対策≫
職場環境の改善、熱中症対策として、ウォーターサーバーを導入しています。
特に、夏の暑い時期は水分不足による脱水症状や熱中症を引き起こしやすくなります。
社員がいつでも手軽に利用できるよう、全国の事業所に設置しています。 -
≪コミュニケーションツールの導入≫
社員間のコミュニケーション促進に向けて、LINE WORKS(企業向けのクラウド型チャットツール)を導入しています。日常的な業務共有に利用できるほか、非常時の緊急連絡手段としても活用しています。
関連データ(健康経営評価)
- ※1 東大1項目版による
- ※2 傷病による欠勤、 休職の日数を社員1人当たりに換算したもの
- ※3 ユトレヒト・ワーク・エンゲイジメント尺度(超短縮版)による
・プレゼンティーイズム=出勤はしているものの、健康上の問題によって完全な業務パフォーマンスが出せない状態
・アブセンティーイズム=傷病により欠勤している状態
・ワークエンゲイジメント=仕事に関連するポジティブで充実した心理状態
プレゼンティーイズムとアブセンティーイズムは、健康問題に起因したパフォーマンスの損失を表す指標です。2つの指標を改善していくために、原因となる傷病の発生を予防すること、傷病が発生してしまった場合には安心して治療に専念する、あるいは治療と仕事を両立できる環境をつくる必要があります。(健康経営管理会計ガイドラインより)また、仕事のモチベーションとなるワークエンゲイジメントを高めるため、適切な働き方を実現するための体制づくりや会社全体のコミュニケーション促進に取り組んでいきます。